Googleアナリティクスを導入するお客様も増え、最近よくお問い合わせをいただく、
Gmailアカウントを作成しない、Googleアカウント作成方法を紹介します。
まずは、Googleアカウントの作成画面にアクセスして、赤枠で囲われた項目に必要な情報を入力します。
今回は、Gmailは使わないので、「ユーザ名を選択」の個所で「現在のメールアドレスを使用する」と書かれた、テキストリンクをクリックします。
このとき、入力するメールアドレス宛に本人確認のためのリンクが記載されたメールが届くので、必ず使用可能、または使用中のメールアドレスを入力してください。
全ての情報を入力し終わり「次のステップ」ボタンをクリックすると、プライバシーと利用規約が開きます。
開いた時点では「同意する」ボタンがグレーになっていて押せませんが、規約をスクロールすると青いボタンに変わります。
アカウント登録の確認画面
登録の確認方法は2通りあります。可能な確認方法を選択してください。●メールを受信できる携帯電話で確認する場合 / ●音声通話で確認する場合
・メールを受信できる携帯電話で確認する場合
携帯電話のメールアドレスを入力し 「コードの受け取り方法」の赤枠(テキストメッセージ(携帯電話のメール)を選択して、「次へ」ボタンをクリックしてください。
入力したメールアドレス宛に確認コードが届きますので、送られてきたコードを入力して「次へ」ボタンをクリックしてください。
・音声で確認する場合
受けることが可能な電話番号を入力し、「コードの受け取り方法」の赤枠(音声通話)を選択して、「次へ」ボタンをクリックしてください。
フリーダイアルから着信があります。音声でコードを読み上げられるので、必ずメモを取るか、確認コード入力欄に直接入力してください。
正しくコードが入力されると、メールアドレス確認画面に移動します。
登録したメールアドレス宛に確認メールが届いているかを確認し、記載されている赤枠のURLにアクセスして、登録を完了してください。
これでアカウントの作成が完了し、ようこそ画面が表示されます。
赤丸で囲ったところから、それぞれのサービスを利用できるようになっています。
さぁ!すてきなGoogleライフを!!
こんにちは、日下部です。
3年ぶりの大晦日ブログです。
毎度ながら特に大晦日にも関係ない内容です。
2011年にGoogleの検索結果ページがSSL化されて久しいですが、
今年の夏、Yahoo!もSSL化されました。
GoogleAnalyticsを使用されている方は、
「これでさらに検索キーワードが取りにくくなる」
と嘆かれたと思います。
はじめ、
「検索エンジンがSSL化されることで計測対象のサイトへリファラが送られなくなり、
検索キーワードが取得できない」と考えていたのですが、
これは正確ではありませんでした。
単純にHTTPS→HTTPの遷移でリファラが送られないためであれば
・計測対象サイトがHTTPであれば、参照元のサイトの判別すらできない
・計測対象サイトがHTTPSであれば、キーワードは取得できる
はずです。
ですが、実際には、
計測対象サイトがHTTPであっても、参照元は判別できてますし
計測対象サイトがHTTPSであっても、検索キーワードは取得できません。
では、なぜ参照元は判別できるが検索キーワードは取得できないかというと、
検索結果をクリックすると、いちどHTTP環境の「リダイレクタ」と呼ばれる仕組みを経由して、
目的のサイトへ遷移する仕組みになっているためです。
リダイレクタがHTTP環境にあることで、目的のサイトがHTTPでもHTTPSでも
リファラは取得でき、参照元が判別できます。
また、意図的にリダイレクタのURLに検索キーワードが含まれないように
されているため、検索キーワードは取得できません。
対して、Facebookなどは、少し異なる方法で同様の機能をサポートしています。
Chromeなどのブラウザは、METAタグでHTTPS→HTTPのリファラの引き渡しを
許可することが出来るようになっており、この機能をサポートしている
ブラウザの場合は、直接リファラが渡されます。
具体的には、下記のようなMETAタグです。
<meta name=”referrer” content=”origin-when-crossorigin”>
IEの場合は、この機能をサポートしていないため、
Googleなどと同じく、HTTP環境のリダイレクタを経由するように
ブラウザによって動作を切り替えているようです。
何気なく使っている検索エンジンやAnalyticsの動作にも
いろいろな仕掛けがあって面白いですね。
今年も残り12時間余り、みなさまありがとうございました。
2016年もどうぞごひいきに。
おまけ:散歩中にみつけたもぐら。