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2012-01-23 04:02 pm
こんにちはシガキです。久しぶりの観光を楽しみました。
この週末、お天気が微妙だったのですが、2/22(日)午前は曇天ながら持ちこたえたので、以前から興味があった三十三間堂へ拝観してきました。
写真は、外観と裏庭で実っていたカボスです。
蓮華王院三十三間堂
正式にはこのような名前になります。
この三十三間堂は1155年の後白河法皇の院政のための御所に造営されます。
以来、消失したりしながらも再建されたりしながら今日に至ります。
免震設計
三十三間堂のすごいところは、そのお堂そのものの建築に免震技術が取り入れられている所。日本の建築物は地震大国でありながら、1000年の時間を超え保存できるほど、様々な工夫が凝らされています。先人たちの情熱と智恵には敬服せざるを得ません。
千体千手観音立像(重要文化財)
残念ながら堂内は撮影できず、あの迫力を共有できないのですが、堂内には1000体もの千手観音の立像がならんでいます。様々な仏師の手によって掘られたこの千手観音は本当に圧巻です。千手観音坐像(国宝)
また立像が並ぶ中心には、千手観音坐像が安置されています。ひときわ大きなこの坐像は湛慶晩年の作品で鎌倉時代後期の代表作でもあります。風神・雷神と二十八部衆(国宝)
さらに、千手観音立像の前列に並ぶ等身大の風神・雷神と二十八部衆にも感動。一体一体から息遣いが聴こえてきそうな存在感がありました。
こんなに感じたのは初めてかもしれません。
特に「那羅延堅固像(ならえんけんごぞう)」なんかは、腕の筋肉や腹筋、血管までが命あるもののように再現されていて、感動的でした。
また時間を見つけて、拝観してみようと思います。
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