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2010-07-8 09:05 pm
先日、会社帰り一人で自転車をこいでいたら、
後ろから走ってきたパトカーから「自転車の二人乗りはやめなさい」と言われました。
どうやら、わりとはっきりした背後霊が憑いているらしいくさかべです。
さて、インターネットとエコロジー(やっぱり仰々しすぎましたね…)後編です。
(前編はこちら)
インターネットという便利なサービスには、たいへんなエネルギーが
使われているということを前回書きました。
今回は、インターネットの世界のエコ対策について、2点だけ簡単にご紹介します。
サーバの仮想化
サーバに使用されるハードウェアも基本的には一般のパソコンと同じで、10年ほど前と比べれば、はるかに高性能になっています。
昔は5台のサーバをまるまる占有していたようなWEBサービスでも、
1台のサーバで実現できたりする、ということです。
また、環境の異なる複数のサーバを用意したいような場合も、
サーバの仮想化という技術で、1台のハードウェア内に、
複数の仮想的なマシンを立ち上げるということもできるようになりました。
サンアットマークでも、現在このような仮想化技術を取り入れたサーバの
運用を準備中です。
データセンタの省電力化
データセンタで、サーバの機械そのものが消費する電力は、データセンタ全体の消費電力の1/2~1/3程度といわれています。
残りの大部分は、実は冷却設備の消費電力なのです。
サーバに限らずコンピューターは、自らが発する熱で壊れることがあるほど発熱します。
24時間365日動き続けているサーバではなおさらです。
そこで、最近では、地下深くや冷涼な気候の土地など
はじめから温度の低いところにデータセンタを作ったり、
地下水を使用した冷却設備というものもあるそうです。
最近も、大手レンタルサーバ業者が、北海道にデータセンタを
作ることを発表していました。
その他にも「グリーンIT」というキーワードの元、様々な研究がされているようです。
WEBサイトの構築やWEBサービスの導入がエコポイント対象になるくらいになれば
いいなぁと思うくさかべでした。
それでは。
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